京の徒然日記

花筏(はないかだ)

2021.04.07

哲学の道の桜も終焉を迎えました。
京都市内は北から南へ傾斜がついているので、川は当然ながら北から南に下っていきます。
哲学の道を流れる琵琶湖疎水は何故か北に向かって流れます。不思議ですね~。
その哲学の道には2kmにわたって約400本の桜が植えられており名所となっています。
花が散り始めると花弁が川面を流れ、川面が桜吹雪のようになります。
そして終点である銀閣寺近くの浄土寺橋手前にある水門でせき止められて溜まっていきます。
川面はびっしりと花弁に覆われピンク色の絨毯になります。
この様を「花筏(はないかだ)」と呼ぶのだそうですが、本当に見事です。
大きな鯉が絨毯の下を嬉しそうに行ったり来たりしています。

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