京の徒然日記

長谷川等伯

2017.02.27

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南禅寺に南禅院という建物があります。
亀山天皇が母君のために建てた家で、その後お寺になって今の広大な南禅寺になったようです。
月に2回行われる座禅会のうち年に数回はこちらで行われ、整備された庭を目前にしながら季節を感じることができる座禅はとても趣のあるものです。
かれこれ100回ほど訪れていますが、いつも目にしている寂れた襖絵について何気なく住職に尋ねると「等伯ですよ」と!
「えええ!」そんなものが普通にあるのですね!
状態が良ければ温湿度管理をしてしっかりと保存するのでしょうが、普段使いしてしまっているようで・・・。

次回からの座禅は「気」が入りそうです。

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